地震や災害で停電したとき、やっぱり灯りは基本ですよね。
ベランダソーラー発電生活をやってみて、非常時にこんなものがあったら便利だろうな、というイメージが湧きやすくなりました。
そんなとき見つけたのは、懐中電灯にもランタンにもなる、コンパクトで可愛いLEDランタン。
これがなかなかの優れものです。ソーラー発電とは関係ない人も、非常用バッグに入れておきたい一品なのだ。
もちろん、オフグリッド生活の人やアウトドアキャンパーには、がしがし日常使いにもおすすめです。
ThorFire ポップアップランタンはこんな感じ。
付属品はUSBコードのみ。手のひらにのる可愛いサイズ。
お値段も2000円を切るお手頃感です。日常使いなら2個3個買ってもいいね。
構造はいたってシンプル。
充電用のコードを挿すマイクロ端子と、USBでアウトプットできる端子がついてます。
びよーんと「ポップアップ」させると…
ランタンになるのだ!わお。
ThorFire ポップアップランタン、ここがスゴイ。
懐中電灯にも、ランタンにもなる。
そのまま電源スイッチを入れると、懐中電灯のように使えます。
びよーんとポップアップさせると、ランタンに。
ライトつけるとこんな感じ。きちんと周りを照らしてくれます。
明るさ2段階調節。
スイッチを一度押すと弱めの明かり、2度押すと強めの明かりに。明るさは2段階に調節できます。
明るさは15Lmと65Lm。65Lmはけっこう明るく感じますよ。
光の量の単位。数値が多いほど明るくなる。昔の電球は「W(ワット)」で明るさを比較していたが、本来Wは消費電力のこと。LED電球は消費電力が少なくても同じ明るさを出せるので、明るさの単位としてLmが使われるようになっている。
ちなみに昔の40W白熱電球の明るさは、Lmにすると485Lmくらい。
チャージは「USB」と「手動」の2種類。
充電はUSBから、もしくは手動で発電もできます。
裏側のレバーをぐるぐると回せば発電し、内蔵のバッテリーに充電してくれる仕組み。
ポップアップランタン → スマートフォンの充電もできる。
内蔵バッテリーがあるので、このランタンから他の機器への充電もできます。
ただし、つないだだけでは充電されない様子…
この状態で手動クランチを回すと、スマホの充電もできました。
ちょっと大変だけど、本当に停電してるときにスマホの充電ができるのはありがたいよね。
ここがちょっと残念。
バッテリー残量がわからない。
今どのくらい充電されているのか?バッテリーの残量はわかりません。
切れたらいつでも手動で充電できるとはいえ、残量がわかるともっと使いやすいよね。
スマホへの自動給電はできない?
手動でぐるぐる回し続けないと給電はできないようです。自動給電できたらモバイルバッテリー感覚で使えるのになあ。
ThorFire ポップアップランタン、照らせる時間はどのくらい?
内蔵バッテリーは、300mA/3.7Vのリチウムイオンバッテリー。
どのくらい連続して使えるものなのか?説明書を見てみましょう。
フルチャージの状態から
・強光なら40分
・弱光なら4.5時間
1分間手動発電した場合、
・強光なら4分
・弱光なら11分
ということでしょうか。ちなみに、フルチャージまでの充電時間は4時間。
姉妹品・ソーラー充電できるタイプも!
少しお値段が高くなりますが、ソーラー発電タイプの姉妹品もあります。
こちらは手動発電がついていない模様。
ソーラー充電の場合、電池残量は見えた方がやっぱり便利だと思います。ランタンを使うであろう夜には、ソーラー発電できないからね。
ソーラー+手動+USBの合わせ技なら最強!と思うんだけどなあ。
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ともあれ、ポップアップでじゃばらがひらく感じが可愛くてお気に入り。
非常用の電灯&電源としてはコンパクトでコストパフォーマンス優秀です。非常用におひとつ是非。