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代行したいのは家事じゃなくて、お金を稼ぐ仕事の方です

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家事代行とか便利家電がすっかりメジャーになった昨今。

乾燥機付き洗濯機・食洗器・お掃除ロボット・電熱調理器(ヘルシオ的な)はもはや共働き家庭には必須!の勢いです。

家事にかかる時間を減らして効率よくやろう!という進歩の方向性はとても素晴らしいと思うんだけど、自分の求めてる生活とはちょっと違うなあと思ったので整理してみました。

生活の中の仕事 vs お金を稼ぐ仕事

お掃除ロボットもメジャーになったね

代行してもらって減らそうとしているのは、いわば「生活の中の仕事」です。

自炊をすればキッチンは汚れる。油はねを拭かなきゃだし、換気扇もたまには掃除したい。お風呂に入れば浴槽が汚れるし、トイレ掃除だってしなきゃならない。これはまさしく仕事です。

生活の中の仕事は最低限で済ますこともできるけど、こだわってやりたいこともある。天気が良い日には枕も干そうかなとか、お気に入りの服は丁寧に洗いたいとか。雨の日のあとは傘も干したい。秋には栗ごはんをつくって秋刀魚も焼きたいのだよ。

「共働きで忙しいから掃除用ロボットを使う」というのはつまり、「生活の中の仕事」を代行して、自分は「お金を稼ぐ仕事」に集中しよう、ということ。

お金を稼ぐための仕事は、時間をとられる。ひと1人が生きていこうと思えばフルタイムで働くのが前提。つまり1日24時間のうち、8~10時間は仕事に割くことになる。

残り14時間、睡眠や食事の時間を除けばほんの数時間で生活のための作業をやらなきゃならない。

でもさ。

本当はどっちがやりたいの?っていったら、「生活のための仕事」をやれる方が幸福度高い人もいると思うんですよね。私はそう。天気が良い日はオフィスに行くんじゃなくて、だんぜん洗濯物干したいのだ。

代行したいのは家事の方じゃなくて、お金を稼いでくる仕事の方なんです。

などと考えていると、それって昭和の専業主婦モデルやなあ…と気づく。稼ぐ人と家庭の仕事をする人の完全分業。まさに仕事の外注化(夫よありがとう)的な。

でも一人の人間でそれを可能にする方法はないのか!?「自分ではない誰かの収入をあてにする」以外に方法はないものか。

「働く=お金を稼ぐこと」になりすぎ

ご近所の紫陽花

そもそも「働く=お金を稼ぐこと」になりすぎなのでは?という疑問。

本来「働く」には、洗濯や掃除や自炊やその他もろもろ快適に生活するための作業も含まれているのではないのかしらん、と思うわけです。

男女問わず、自分の生活のための作業を自分でやれることは本来、満足度が高いことのはず(まあ家事大嫌いな人は外注すればいいと思うけど)。

いわゆる普通に働くこと(1日8時間週5日勤務)って、「生活のための仕事」を軽視しすぎなんじゃないかなあと。

必要なお金を稼いだら1日の残り時間が数時間しかない、ってやっぱりちょっと変だよなあ…と思うわけです。

現実的解決法はあるのか

自炊ごはんは低コスト

などと考えたところで、稼がなければ生きていけないのも真実。自分ではない誰かの収入に頼らずそれは可能なのか?というと、難しいだろうと言わざるをえません。

ただ、生活の中の仕事を自前でやる=生活コストを下げることでもあるので、必要なお金は思ったより少なくてすむはず。

そうすればお金を稼ぐための労働時間を減らせるかもしれません。(忙しく働いているときの方が出費は多いですよね)

自分が過去にやってきた工夫は

・残業のない仕事にする(派遣やバイトの立場を駆使)

・家でできる仕事にする(通勤時間の短縮)

・働くのは夜にする(昼間の時間を自由に使える方が有意義)

などで、それぞれ効果はあったと思います。特に昼間が有意義に使えることは、自分にとっては満足度高かったです。

人によって何を重視するかは違うので、自分の満足度が高くなるポイントを見つけられるとよいですね。

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家事代行もルンバもいいけど、早く優秀なロボットが仕事代行に行ってくれるようになるといいなあ…などと思うのでした。

 

 

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