うさぎやモルモットを飼っていると、おやつに野草を食べさせるといいと聞きます。
でもこちとら東京、都会住まい。そんなに都合の良い野草はそこらに生えていないのです。もちろんないことはないのですが、排気ガスや犬のおしっこもかかっていそうで気が引ける…
それならベランダで栽培すればいいんじゃない?と挑戦しはじめて数年。
すっかりモルモットのおやつには困らなくなったので、どの植物が一番よかったか、シェアしたいと思います。
モルモットやうさぎが食べる野草って?
次の野草はうさぎが食べることができ、喜んで食べてくれることが多いものです。
・オオバコ
・クズ
・シロツメクサ(クローバー)
・タンポポ
・ナズナ
・ノゲシ
・ハコベ
・ヨモギ
東京でも土手などに行けばわりと手に入る野草たちですね。
私の経験上、見間違えることがなく、量がある程度とれるのは、シロツメクサ・タンポポ・ハコベだと思います。
我が家のモルモットにもこの3種は与えたことがあり、おいしく食べているようです。
ハコベをプランターに移植してみた
一番やわらかくてクセがなく、美味しそうなのはハコベ。ハコベは完全に雑草なので、種や苗はあまり売られていません。でも、土手や公園や道端にはけっこう生えているので…
道路わきに生えていたハコベをちょっと拝借して、プランターに植えてみたのが2年前。

あれから2年、種が落ちたのか、我が家のベランダでは雑草としてハコベが生えてくるようになりました。

植えたはずのない鉢からも、いつのまにかハコベ。

おやつとしてのハコベの難点は、すぐに花を咲かせてしまうこと。ひょろっと伸びて花を咲かせると、すぐに枯れてしまいます。
花を咲かせないようにどんどん摘めばいいのですが、年々花が咲くのが早くなっている気がする…
1年目みたいに葉が茂ってくれればいいのだけど、なかなか思うようにはいきません。

花がついてても、茎だけでも、モルモットはおいしそうに食べてますけどね。量を確保するのはなかなか難しい印象です。
タンポポ栽培はできる?
タンポポも街中で気軽に見かける雑草ですが、移植するのはなかなか難しい。何せあれはゴボウのように長い根を張っているのです。
やるとしたら移植ではなく、種から育てることになるでしょう。綿毛を取ってきて蒔いてみるか…。でも育つのに時間がかかりそうだよね…と、まだ挑戦できずにいます。いつかやってみよう。
シロツメクサは種から育てられる
おやつ用に一番おすすめなのは、シロツメクサ(クローバー)です。緑肥用として種も販売されています。
適当な鉢に種をまいておくと、半年ほどでこんな感じに。

ちょっと摘めばじゅうぶんな量のおやつに!

季節によっては茎が硬くなったり花を咲かせたりしますが、花が咲いても葉は変わらずに食べられるので問題なし。
しかも種は緑肥用ということで、めっちゃたくさん入っています(広い面積にばーっと蒔くものなのです)。
時期をずらしながらいくつかのプランターに蒔いておけば、いつでもやわらかい葉が食べられますね。
うさぎやモルモットのおやつ野草栽培は、シロツメクサがおすすめ

ということで、おやつ用の野草栽培は、緑肥用に販売されているシロツメクサ(ホワイトクローバー)の種をまいて育てるのが一番手軽で簡単!という結論にいたりました。
日当たりがよくないベランダでも葉は育ちます(むしろやわらかくて美味しそうな葉が育つ)。
うさぎやモルモットを飼っている方は、試してみてはいかがでしょうか。
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