ベランダで育てているハーブたち、料理以外に使い道はないかな…と調べてみたところ「チンキ」という方法があることを知りました。
今回は、わさわさ茂っているローズマリーで「チンキ」を作り、それを使って化粧水をつくってみた記録です。
「チンキ」ってなに?
チンキ剤とは、生薬やハーブの成分をエタノール、またはエタノールと精製水の混合液に浸すことで作られる液状の製剤である。(Wikipedeiaより)
チンキ=tincture。
ハーブ内に含まれる成分を、アルコールで抽出するというイメージでしょうか。
ローズマリーチンキをつくる
レシピ記録
・ローズマリー 40g
・無水エタノール 100ml
・ガラス瓶 熱湯で消毒しておく
適当に摘んだローズマリーを洗って、よく拭いておきます。葉っぱの部分のみにして、細かく刻んで重量を計ります。
消毒したガラス瓶にローズマリーを入れ、エタノールを注いだら完了。
ふたをして冷蔵庫に入れ、毎日軽く瓶を振って中身を混ぜるようにします。2~3週間漬けたら完成です。

2週間たって出来上がったチンキは、茶こしなどで濾して葉を取り除き、新しい瓶に入れましょう。

チンキは冷蔵庫で1年ほど保存が可能だそうです。これを使っていろいろなものが作れるらしい。
ローズマリー化粧水をつくってみた
せっかくチンキができたので、化粧水をつくってみました。
レシピ記録
・ローズマリーチンキ 5ml
・精製水 90ml
・グリセリン 5ml
・100mlのスプレーボトル
グリセリンはネットで探せば買えます。精製水は水道水でも可。

私が購入したのはこれ。植物由来のグリセリンらしい。
それぞれ計って混ぜたら、化粧水の完成。

スプレーボトルに移して使いましょう。

保存剤が入っていないので、冷蔵庫に保管して2週間で使い切るように、とのこと。100ml、ばしゃばしゃ使えば2週間くらいで使い切れそうですね。
1週間ほど朝晩使ってみましたが、特に問題なく化粧水の役割をはたしています。ローズマリーの香りが爽やかで、冷やした化粧水を使うのも気持ちいいですね。
今まで使っていたハトムギ化粧水と比べても、特に使用感に変わりなし。
まあ私は肌も強い方だし、何を使っても大丈夫な感はありますが、余計なものが入っていないことは気持ちがいいもの。コストもかからないので使い切るまでやってみようと思います。(肌に合わない場合もあると思うので、初めて使うときは目立たない場所でテストをしましょうね)
ローズマリーは若返りのハーブと言われているらしい。美容効果にも(ちょっとだけ)期待です。
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