大阪で震度6弱の地震がありましたね。関西のみなさま、大丈夫でしょうか。
阪神大震災、東日本大震災、新潟、熊本…。つくづく日本は地震の国だなあと思います。どの地域に住んでいても、心構えは必須。
私のソーラー発電生活も、東日本大震災がきっかけ。でもあの時の「なんとかしなくちゃ…!」という危機感はいつのまにか薄れてしまっているのが現実です。
今回の地震を機に、もう一度自分が備えているグッズ・気をつけていることをまとめておきたいと思います。
水と食料。
水はこれを1箱買ってあります。パッケージにでっかく期限が書いてあるのでよい。あと、ベランダで雨水ちょっと溜めてる。タンク2つ分くらい。
5年保存水 2L 1箱(6本入) https://t.co/q7ISiygDj4
— 高畠美月 (@unimizuki) 2018年6月18日
備蓄食料はかさばるのが嫌なのでつい後回しにしがちだけど、セブンのフリーズドライのシリーズが結構いいのではと思っている。お湯入れるだけで食べれる。コンパクト。雑炊は風邪ひいたとき用にいくつか買ってあります。
セブンプレミアム フリーズドライ 鮭ぞうすいhttps://t.co/cSAcxcN12d
— 高畠美月 (@unimizuki) 2018年6月18日
飲料用の水は賞味期限が長い「5年保存水」。個人向けアスクルのロハコでまとめ買いしてます。2Lペット×6本入り。
パッケージの箱にデカデカと期限日が書いてあるので良いです。うっかりしまいこまないようにしましょう。
ロハコは重たい日用品も配達してくれるので便利です。
食料はハッキリ言って手薄です。買っておかなきゃ…。
モノを増やしたくないミニマリストなので、日常的に買いだめなどはしません。ツナ缶とか鯖缶が少しあるくらい。あとは乾麺かな…。いずれも調理が必要で災害時にはちょっとめんどくさそう。
これはいいんじゃないかなーと目をつけているのは、フリーズドライ食品です。
なんといっても場所をとらないし、賞味期限も長い。器に出してお湯を注げばすぐ食べられるので、災害時でもお湯を沸かすだけで食べられます。
セブンイレブンのフリーズドライ雑炊はちょっと買い置きしてます。ひとり暮らしだと、急に体調を崩したときにも便利だよね。
ガスと電気。
地震が起きて、しばらくガスと電気が止まることを想定します。
ガスはカセットコンロで代用可。冬に鍋等をやるので一応持っています。カセットガスボンベを少し多めに買い置きしておきたいところ。
とりあえずお湯が沸かせればOK。前述のフリーズドライ食品も食べれるし、寒い時期に温かい飲み物を飲むこともできます。
電気は、多くの人が困るポイントのひとつでしょう。
ですが!うちはベランダでソーラー発電してるので、これは安心。ある程度バッテリーに電力がある状態なので、スマホを充電するくらいは問題ありません。
一般に、電気が止まって困るのは「灯り」「スマホやラジオの充電」「暑さ寒さの対策」だと思われます。
暑さ寒さの対策を電気でやろうとすると、けっこうな電力が必要(エアコンとか、ファンヒーターとかね)。非常時の暑さ寒さ対策は、電気以外のエネルギーでやることにします。暑さには風通しや気化熱、寒さには湯たんぽやハクキンカイロなど。
電気の最大の使い道。まず「スマホやPCの充電」でしょう。
家族や職場との連絡、災害情報へのアクセス。非常時だからこそ情報には繋がっていたい。私などはTwitterに繋がらなかったら不安で眠れなくなりそうです(ツイ廃)
日ごろから自宅で発電できるように小さなソーラーシステムを持っていれば安心ですが、なかなかそこまでできない人も多い。
そんな方は、ソーラーチャージャーとモバイルバッテリーをおすすめします。
https://hanalabo.net/2017/04/15/review-suaoki-solarcharger/
日が当たるときにモバイルバッテリーに電気をためておけば、スマホ等の充電に使えます。
そして「灯り」。
灯りは電気が得意とするジャンルで、LED電球ならとても少ない電力で十分な灯りを得ることができます。非常用袋の定番といえば昔は「ろうそく」だったのでしょうが、今は間違いなく「LED電球の電灯」。
我が家では、ThorFireの『ポップアップランタン』と、Panasonicの『LEDランタン BF-AL05』を常備しています。
ポップアップランタンは、置いても引っかけても使える電灯として。可愛いサイズのわりに結構明るいです。
そしてポップアップランタンの最大の強みは、手回しで充電できること。ソーラーがなくても(頑張って手回しすれば)発電できます。本当の非常時には心強いですね。
レビュー記事はこちら。
https://hanalabo.net/2017/06/06/thorfire-lanthanum/
Panasonicの『LEDランタン BF-AL05』は電池式。普段は置いて使う照明として使えますが、電球部分だけをはずせば懐中電灯のようにも使えます。
救急グッズ。
地震の大きな揺れで怪我をしてしまったら。
傷の手当をする最低限の救急グッズは持っていたほうがよさそうです。そういえばウチにはあんまりないな…。
このへんのものを揃えておくと安心でしょうか。
ばんそうこう、きず薬&消毒液、包帯、湿布、はさみ、毛抜きなどなど。
救急グッズで大事なのは、すぐ出せる場所にあることだよね。しまい込まずに、普段使いするのがいいですね。
衛生用品。
ウエットティッシュ、女性なら生理用品など。こちらも普段使い用を少し多めにストックしておきたいもの。
災害時にはトイレが使えなくなることが多いので、携帯用トイレもあるといいかも。
このジャンルはノーマークだったので、ちょっと色々調べておきたいですね。トイレ大事。
あと、水のいらないシャンプーもおすすめです。私は銭湯行けないとき用に日常的に使っていますが(笑)、お風呂に入れないときもコレがあるだけでスッキリしますよ。
備えはしまい込まずに、普段使いしよう!
備えておきたいグッズをひととおりまとめてみました。
災害時に備えて、これら非常用のグッズを準備しておく…のもいいですが、私がおすすめしたいのは『普段から使う』こと。
夜寝る前の灯りをポップアップランタンにしてみる。
晴れた日はソーラーチャージャーでスマホ充電する。
フリーズドライ食品は日常の食事に取り入れる。
お風呂入れない日はドライシャンプーを使ってみる。
などなど。災害時のものと決めつけずに、普段から使ったっていいわけです。
使い慣れていればいざというときに使い方に困ることもありませんし、「あれ、どこにしまったっけ…」ということにもなりにくい。
備えは使いこなしてこそ、です。
今、地震がない地域の方は今いちど点検を。関西地方の被害が大きくなりませんように。