今年はベランダに本気出す!鉢植えは好きなものを増やしていいことにしよう!と決めてから、あっという間に植物が増えてきた我が家のベランダ(ふたりとも我慢していた)。
植物がふえてくると、虫などのいきものも増えます。植物を育てる人にとっては厄介者であることも多いけれど、いろんな生きものが来るのも楽しいので基本はウエルカム。
今まであまり気にしてこなかったので、今年はちゃんと観察してみるつもり。見つけた虫やいきものを記録してみました。
ベランダにくる虫たち
ワイルドストロベリーの花に来るアブ。
ハエのような舌で、花粉や蜜をなめているようです。空中で止まって飛ぶホバリングが上手。
ヒラタアブの幼虫については別記事でまとめています。
>>透明なイモムシは何の幼虫?|アブラムシを食べてくれる益虫
名前不明の黒いハチ(たぶん)。たまに来る。
(ヤノトガリハナバチ これっぽい?http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/seibutsu/doubutsu/08hachi/hakiribachi/yano/04.html)
名前不明の小さな虫。羽の模様が面白い。黒い虫に見せかけているのか?
近所の土手から連れて帰ったテントウムシの幼虫。
テントウムシは幼虫も成虫もアブラムシを食べてくれます。小さいイモムシも食べていたらしく、食べるのはアブラムシだけじゃないのか…!
テントウムシはたまに成虫も飛んできます。
さなぎが脱皮して成虫になりました!脱皮したては模様もなく、黄色一色。
虫の名前が全然わからない、調べられない
せっかくだから名前を調べようと思ったけど、虫の名前は全然調べられないのです。ふだん植物の名前を調べるときは、だいたい正解にたどりつけるのに。
「見当を付けて検索する」というのは、知識のベースや、見る「目」があってはじめてできるのだなあ…と実感します。
動物や植物の種類を調べて確定させることを「同定」と言いますが、知識のない非専門分野でこれは非常に難しい作業なのだよ。まっさきに思い出したのは、最近読んだこの本。
蚊っぽい虫の写真6種の中から、蚊の仲間でないものを選べるか?…など、実践問題も豊富で、動植物を同定する「目」がどうやってできていくかを学べます。
私もテントウムシの幼虫はわかるわけで、興味を持って一度調べたりさわったりしたものについては「目」ができていくもの。おそらく今までの人生で、ハチ・アブ・ハエ系の飛ぶ虫にあまり興味を持ってこなかったから「目」ができてないんだな~と思いました。
都会の我が家のベランダに来てくれる虫くらいは、見て分かるようになろう…と思った次第。今シーズンは植物だけでなく、いきものを見分ける「目」を鍛えようと思うのでした。
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フォロワーさんに教えてもらったWEBのハチ図鑑。困ったときに見ると良さそう。
http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/seibutsu/doubutsu/08hachi/index.html
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