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【受験生応援】日本の受験シーズンは最も受験に向いてない季節である

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毎日本当に寒い。冬眠したい。

 

旧暦こよみを見ながら生活していると、この季節は無駄に動いてはいけないことがわかります。

現在のカレンダーで言う1月頃は、1年を24にわけた「二十四節気」では「小寒」から「大寒」へ向かうまさに「寒中」。(年によって多少ずれはあります)

 

今年は1月17日が「春の土用入り」となり、季節の変わり目です。
土用と言えば夏の土用で鰻を食べるのが有名ですが、年に4回季節の変わり目に設定されているわけ。

この時期はリズムを崩しやすい時期だから、栄養のあるものを食べて養生しなさい、大きな決断や引っ越しなどには細心の注意を払うように、無理をせず力を抜いて流れに身を任せなさいよ、という先人の知恵です。

 

そんなときに現代日本では何が行われているか。

そう、「受験」であります。

 

 

そうそう、私も大学受験で体調崩して1校受けられなかったんだよなあ…(遠い目

センター試験の時期に毎年雪が降り、受験生を悩ませているのは毎度ニュースなどでもおなじみですよね。

 

そう、そもそもこの季節に人生を決める重大な「受験」なんてやっちゃいけないのだよ!!

 

なにを甘いことを、とか言われそうですが、新暦のカレンダーで日本人が生活し始めたのは明治時代から。学校の新学期とかの概念も、たった100年前くらいに無理やり導入したものでしょ。

 

人間も動物。動物としての本能や生理は、それ以前にずーっと知恵を重ねて積み重ねられてきた「こよみ」の方がずっと言い当てているわけですよ。

今は一年で一番寒くて、一年で一番活動に向いていないんだ。プレッシャーがかかるようなことをするのは体に悪い。生理に反しているんです。

 

 

…とはいえこの社会で生きていくためには、自分だけ試験受けないわけにもいきません。繊細な人ほど、とかくこの世は生きづらい。

学生時代は社会の決めたカレンダーに逆らうことはなかなか難しいし、リズムが合わないなあと思っても、どうすることもできない。私もたぶんそうでした。

 

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この時期そんな無理をしたら、体調崩して当然なんだ。そういう大事な試験がこんな時期に設定されてることの方が悪い。

受験生のみなさんはせめてこの事実を知って、体調崩しても自分を責めないようにしましょうね。

大人になれば(多少)勝手に生きられるから、今は我慢して乗り切ってください。頑張れ学生さん!!