毎日本当に寒い。冬眠したい。
旧暦こよみを見ながら生活していると、この季節は無駄に動いてはいけないことがわかります。
現在のカレンダーで言う1月頃は、1年を24にわけた「二十四節気」では「小寒」から「大寒」へ向かうまさに「寒中」。(年によって多少ずれはあります)
今年は1月17日が「春の土用入り」となり、季節の変わり目です。
土用と言えば夏の土用で鰻を食べるのが有名ですが、年に4回季節の変わり目に設定されているわけ。
この時期はリズムを崩しやすい時期だから、栄養のあるものを食べて養生しなさい、大きな決断や引っ越しなどには細心の注意を払うように、無理をせず力を抜いて流れに身を任せなさいよ、という先人の知恵です。
そんなときに現代日本では何が行われているか。
そう、「受験」であります。
この時期に受験が集中してるのは動物としての人間の生理をまったく無視しているよねえ。それも含めての試練てこと?もう二度とやりたくないですよ。大人になってよかったよ
— 高畠美月 (@unimizuki) 2017年1月14日
私はセンター試験は大丈夫だったけど、胃腸炎で私立の受験ひとつ飛ばしたもんね。こんな季節にあんなプレッシャーかかることやって、体調崩すなという方が無理なんだわ。と今なら普通に思える
— 高畠美月 (@unimizuki) 2017年1月14日
そうそう、私も大学受験で体調崩して1校受けられなかったんだよなあ…(遠い目
センター試験の時期に毎年雪が降り、受験生を悩ませているのは毎度ニュースなどでもおなじみですよね。
そう、そもそもこの季節に人生を決める重大な「受験」なんてやっちゃいけないのだよ!!
なにを甘いことを、とか言われそうですが、新暦のカレンダーで日本人が生活し始めたのは明治時代から。学校の新学期とかの概念も、たった100年前くらいに無理やり導入したものでしょ。
人間も動物。動物としての本能や生理は、それ以前にずーっと知恵を重ねて積み重ねられてきた「こよみ」の方がずっと言い当てているわけですよ。
今は一年で一番寒くて、一年で一番活動に向いていないんだ。プレッシャーがかかるようなことをするのは体に悪い。生理に反しているんです。
…とはいえこの社会で生きていくためには、自分だけ試験受けないわけにもいきません。繊細な人ほど、とかくこの世は生きづらい。
学生時代は社会の決めたカレンダーに逆らうことはなかなか難しいし、リズムが合わないなあと思っても、どうすることもできない。私もたぶんそうでした。
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この時期そんな無理をしたら、体調崩して当然なんだ。そういう大事な試験がこんな時期に設定されてることの方が悪い。
受験生のみなさんはせめてこの事実を知って、体調崩しても自分を責めないようにしましょうね。
大人になれば(多少)勝手に生きられるから、今は我慢して乗り切ってください。頑張れ学生さん!!