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いつか誰かの役に立つということ。インターネットの海に言葉を放つことについて。

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なんだかんだ、働き始めてから10年以上ブログを書いています。飽きもせず。

どうしてブログを書いているんだろう。ということを改めて考えてみました。

インターネットは集合知

まず、インターネットに対する思い入れから。

インターネットは集合知だと言われます。
みんなの知恵が集まった広場のようなものだってこと。

今、私たちはわからないことがあったらすぐググりますよね。
するとだいたい答(らしきもの)が出てくる。

それらはすべて「誰かが書いてくれたもの」なわけです。ありがたやー。

 

しかしまだまだ、ググって出てこないものもたくさんある。
インターネットで見ている世界より、現実の世界の方がずっと広いのです。

それは集合知の「穴」。

その欠けているピース、自分は持っているかも。

そう思ったら埋めずにはいられない。

インターネットはみんなで作っていくもの、という意識があるのかな。
インターネットが出始めた頃からこの世界で遊んでいた自分には、ごくナチュラルなことです。

 

どこかの誰かのために。

「誰かの役に立ちたい」

という欲望は、多かれ少なかれ持っている人が多いのではないでしょうか?
(全然持っていない人もいるかもしれない。わかんないけど)

私はどうやらその欲望は強めなようです。

 

いつかどこかで誰かの役に立つかもしれない。

 

インターネットに文章を放流するときのモチベーションはほぼコレです。
なにかで困った人がググったときに、自分の書いたことがその人を助けられるかもしれない。

「フラワー装飾技能士 1級」などのワードで検索されているのを見ると、少しはお役に立てたかな、と思って嬉しくなります。(つらいもんね!わかります)

 

自分のために。

ブログを書くのはもちろん、自分のためでもあります。

1つは、単純な日記や記録として。
読んだものや見たものについて、検索すればすぐに出てくるので便利です。

 

2つめは、書いたことに対する理解度をあげるため。

記事を書こうと思うと、関連のことを調べたり、どうやったら初めて読む人に伝わるか考えなくてはいけません。

また、書いている最中や公開する前に、何度も読み返します。
その結果、そのトピックについて深く理解できるのです。知識の定着度がちがう。

ブログに書いたことは、あとから口頭でもうまく説明できるんだよね。

 

3つめは、自己紹介として。

ざっくり読んでもらえば、自分がどんな人かが伝わります(よね?)。
それを前提にコンタクトを取ってもらえると、まっさらな状態で自己紹介をしなくていいのでとても楽。

しゃべりがあんまり得意じゃないので、事前に文章で自分のことを知ってもらえるのはありがたいのです。

 

なぜブログなのか

今はツイッターやフェイスブックなどのSNSに投稿して終わり、の人も多いと思います。
私もツイッター好きだし。人とつながれるので楽しいよね。

でも、SNSに書いたことって、流れて行ってしまうのです後から検索もしづらい。

しかも、サービス自体なくなってしまう可能性だって、無きにしもあらずです。

やっぱり自分でサーバーを借りて、ブログやホームページを作るのが安心。
ブログは更新もしやすいし、書きたいことを書き散らすのには一番なのだ。

自分にとっては、どこかの知らない人にも、時が経っても、届く可能性があるということが大事。

どこかから検索で来てくださった方、どうもありがとうございます。

 

まとめ

自分にとって、ブログとはなにか。

おおげさだけど、生きていた証みたいなものかも。

 

そしてみんなに言いたい。

みんなにもやってほしいー!!と。

リアルの知り合いにも、ググっても出てこないような知恵や知識を持っている面白い人がいっぱいいる。

フェイスブックにいいこと書いてる人も。(あれ、後から探せなくて不便なんだよね)

それがいつでも誰にでもアクセスできる状態になっていないのが、もったいない!と思ってしまうのです。

10年後20年後、いやもしかして自分が死んだ後にも。

みんなが書き残したことが、古文書の巻物みたいに、後世の人の役に立つかもしれないよ。

 

そんな気持ちで、今日もインターネットの海に言葉を放つのでした。