『マンガ 自営業の老後』読みました。
んもう、”自営業の老後”って響きからして怖いけど、マンガなのですらすら読めます。
フリーランス、自営業の人は必読ですよ。
自営業の老後の不安を考える。
著者はイラストレーターの上田惣子さん、53歳。
お金まわりのことが苦手で、なんと国民年金にも入っていなかったというツワモノです。
そんな上田さんが、いろいろな立場のフリーランスを取材し、専門家に教えを受け、『老後の不安』と向き合っていきます。
内容はまあ、そこそこ知識のある人にとっては、基本的な内容。
みたいな感じ。
必要な知識がわかりやすくまとまっているので、基本をおさえるのには最適です。
「フリーランス○○さんの場合」が面白い
取材レポとして、何人かの自営業・フリーランスが登場します。これがすごく面白い。
などなど。
この中で私が「これぞ私の目標だ!!」と思ったのはフリーライター佐竹さん。

37歳からバイトしながらフリーライターをしている佐竹さん。年金暮らしの今も、月7~8万はバイトを続けているそう。

国民年金以外の備えは特にないけど、健康に気を使って日々楽しく暮らしている佐竹さん。
やりたいことをやってるので、ストレスフリーで不安もない。誰かと競うこともない。
もちろんラッキーな部分もあるけれど、心構えに筋が通っているので不安がないんだよね。
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いろんなパターンの自営業者の老後を見れば、「定年後には○○○万円の貯金が必要」「保険には入っていないと不安」とか一概には言えない ことがよくわかります。
大事なのは「自分はなにを大事にしたいか」「自分はどういう暮らしをしたいか」具体的なイメージをちゃんと持つこと。
だいたいお金のことって、不安を煽るように言われているもの。
それは金融商品を売りたいだけの広告だったり、自分の頭で考えないで思考停止しているだけだったりするので、あんまり深刻に不安になる必要はないと思うのです(と自分に言い聞かせている)。
自分にとってのリスクはなにか。
自分にとっての幸せはなにか。
自分がどうしても手に入れたいものはなにか。
それは一人一人みんな違うので、自分が考えて「これでいい」と思えばそれでいいのです。
それをふまえて、使える制度やお得なやり方などの知識を使っていけばいい。
まずはそんなアウトラインを知るのに最適な1冊。
雇用も不安定な世の中ですし、自営業やフリーランスだけでなく、みんなに役立つ内容ではないかしら。
kindle版もあるよ。